7月末からチームの大会→インターハイチェック→お盆の大会→世界陸上チェック→アジア大会チェック→9月末の大会→かごしま国体観戦と指導者というより陸上大好きっ子の慌ただしい夏秋シーズンが終わりました。
気がつくと運動会シーズンも佳境に入り、次のイベントは「持久走大会」になって来ます。
「短距離と長距離どっちする?」と子ども達に聞くとほぼ短距離…。僕もそうでしたけど(笑)
話を聞けばやはり「距離に対する不安」が念頭にある様です。僕もそうでしたけど(笑)(2回目)
持久走大会へ向けての長距離の自主練習、やると決めてから全力でやってませんか?
そりゃ疲れて長続きしません(汗)
少し工夫して、ちょっとだけ自分を甘やかして、長続きする練習メニューポイントを2つ。
①距離に対する不安を無くす「ウォーキング」
小学生の持久走大会はだいたい2キロ、中学生で4キロぐらいでしょうか。
練習始めの1週間は持久走大会と同じ距離を歩いてみましょう。走る距離を体に覚えてもらう事で気持ちがだいぶ楽になります。
②走るスピードは「鼻歌が歌えるくらい」
距離の感覚を掴めたところで実際走ってみましょう。ここで全力で走るとやっぱりキツい気持ちが先に来るので、遅いスピードで走ってみましょう。
よく「息が上がらないペースで」と言われますが、息が上がらないペースの感覚は、鼻歌が歌えるスピードを基準にしています。(ほんとに歌えば多少ハァハァは言います)鼻歌を歌いながら、酸素が体の中、血管を行き交うイメージしてみてください。
人によっては歩いた方が速く、ジョギングよりも遅くなるかもしれませんが、目的は「走る動き」を一定時間、距離を継続する事なので鼻歌が歌える事を意識しましょう。
週4日ぐらい走って1カ月もすれば持久走大会の距離に「え?これくらいの距離?」みたいな感覚が生まれてくると思います。
この頃には足腰も走る事に慣れてきているので、持久走大会よりも長い距離、長い時間走りきる体力がついて無難に完走どころか、去年よりさらに上の順位にチャレンジできますよ。
大会直前には練習メニューに流しも入れて、ラストスパートに対応する動きを体に覚えさせましょう。
レベルアップにキツい練習はつきものですが、土台作りでキツい思いをして、イベントが終わったらそれでおしまいではもったいない気がします。
持久走大会までの期間、そして持久走大会後も体力作りを継続するために軽めの練習を習慣化して、次のレベルアップを図りましょう。
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